ミシュラン CITY GRIP
タイヤが減ってきた。
前回の交換が 3,200キロぐらいの時。それから 4,400キロ程、リアは平らになってきたし、フロントは溝の左右で高さが異なってる。
でもまぁ、フロントはまだ大丈夫そうだし、リアだけ換えて、再度リアがダメになった時に前後変えるかなぁとも思ったんだけど、なんか別の銘柄を履いてみたくもあって、前後とも交換する事にする。
以前に SRX で履いていて良い感触だったので、ミシュランを履いてみたかった。
なので、街乗り用のスクータータイヤだけど、特に雨の日のグリップに定評のあるという、ミシュランの CITY GRIP をチョイス。
フロント用はサイズがあったけど、リアは 120/80 サイズが無かったので、130/70 をチョイス。
車体を上げて前後のホイールを外し、先ずは磨り減ったタイヤを外す。
やっぱり IRC はビードが硬くて外しにくい。
ところが、このミシュランはその IRC よりも、サイドウォールもビードも硬く、とにかくまぁ、入らない入らない。
殆どもう無理矢理入れた感じ。
今度やる時は、クランプで挟むか、ビードヘルパー買う。
またエアーを入れても落ちたビードが中々ホイールに噛まず、仕方ないので最終手段の 556 を噴き込んでタイヤとホイールの滑りを良くし、密着度を上げて、漸くビードが上がった。
ほんと、このタイヤはちょっと大変だわ。
まず、このタイヤは硬い。
まるでパンパンに空気を入れているかの様に、路面の凹凸がそのままゴツゴツゴンゴンと伝わってくる。
でも、だからと言って撥ねたり滑ったりする感じは全くない。
今までのタイヤだと、トラクションを掛けた時にちょっとタイヤが変形して、しなやかに路面を掴む様な感じがあったんだけど、こいつはタイヤが突っ張って路面をギュッと踏んづけている感じだ。
直進安定性はイマイチと言うか、落ち着きが無い感じ。
と言っても、真っ直ぐ走らないという事じゃ無く、ちょっとの操作でスッと走行ラインが左右にずれる感じがする。
でも、だからコーナーでスパッと切れ込んでグイッと向きを変えられるかというと、それは逆にちょっとナローで、すいっと入ってぐるっと回るというニュートラルなハンドリング。
また、ウェットでの安心感は今までのタイヤよりあって、濡れた路面でのブレーキングや、マンホールの蓋の上でも、全然滑る気がしない。
う〜ん、でも、なんか今までとあまりにも違いすぎて、良いとか悪いとか評価に困るタイヤだなぁ。