リアショックアブソーバーの交換

 
1.はじめに

エンジンが綺麗に回って気持ちよく走れるようになってくると、次に気になってきたのがリアショックの暴れだ。

まぁ、バイクをもらった時に、弟からも「リアサスはへたってると思うから」とは言われてたんだけど、シートに座るとぐにゃっと車体が沈み、路面の突き上げはゴンゴン来て、ブレーキを掛けるとリアがグニャグニャと暴れ、波打った路面では激しく車体がピッチングしてなかなか収まらない。

さすがにこれは交換した方がいいだろうなぁと思い(こんなのばっかり)、意を決して購入。

 
2.取り付け
 

色々考えたけど、タンク別体式はオイルタンクを外さないと取り付けできないし、レースするわけじゃないから NITRON なんていらないし(欲しいけど)、後期 NSR50 の純正サスがいいという話もあるけど、パーツで取ると結構な値段だし、中古も安くないし。

ということで、コスパで定評のある SHIFTUP のリアショックに決定。

 

純正に比べると、ちょっと長くてストローク量が多い感じ。

それよりもバネが、線も太いしコイル全体も一回り太い。

ネットにも書かれてたんだけど、こいつの問題の一つが車体にはめるカラー部分の幅が 0.5mm ほど広く、少し削ってやらないと入らないこと。

わずかな差なんだけど、無理やり押し込むには大きすぎる差で、結局ハンドグラインダで軽く、撫でるように削って合わせた。

もう一つの問題が、コイルの幅が大きいためオイルタンクと軽く干渉するということ。

さすがにコイルもオイルタンクも削るわけにはいかないので、オイルタンクをタイラップで引っ張ってやって、少し隙間を開けてやる。

 
 
3.所感

ガチガチのレーシングサスだとちょっと嫌だなぁと思ったけど、感じとしてはしっかりとしたストリート用サスかな。

跨った際も、ちょっと沈み込んでキュッと収まるという感じで悪くないし、走ってみるとリアの剛性が上がったような感じで、突き上げも少なく気持ちよく動いてくれる。

ノーマルサスでは破綻していた荒れた路面でのコーナリングやブレーキングも問題なくこなしてくれるし、もちろん直線での不安感もない。

ただ、十分ではあるんだけど、贅沢を言えばもうちょっとしなやかさが欲しいかな。

でも、これ以上を望むのなら、やっぱりそれなりにお金を出して、NITRON とか OLINS になるんだろうなぁ。