一応これで機能的には問題なく使えていたのだが、マスターシリンダーのレバーの根元がスイッチボックスと干渉してレバーを握りきれず、それを緩和する為にマスターを右に寄せる事で、ただでさえ短いレバーがより短くなってしまうのと、非常に周りから浮いてる薄いブルーのカラーリングが気になって、ハンドルをハリケーンのものに交換するついでにクラッチマスターも以前に買った DUCATI 純正の brembo のものに交換する事にした。
問題はバンジョーボルトのサイズで、この中華油圧クラッチキットはマスター側が 8mm (スレーブ側は 6mm (自転車か?))という大きさのため、そのままでは 10mm のバンジョーボルトを使う通常のマスターシリンダーは使用できない。
8mm のマスターに 10mm のバンジョーを使う為のバンジョーボルトなら売ってるんだけど、8mm のバンジョーを 10mm のマスターに、と言うのは売ってないし(そりゃ 10mm のバンジョーボルトは 8mm のバンジョーの穴には通らんわな)、スレーブシリンダー側の 6mm なんてサイズは自転車用のかしめられたホースしか売ってないしので、ホースを自作する事も出来ないし。
と言う事で、元のホースの 8mm 側をカットして、手持ちの 10mm のバンジョーを取り付けてやる事にした。
で、バンジョーの取り付けは金属メッシュのカットが面倒なだけで、別段そんなに難しい物ではないのだが、この中華ホースはまぁ、中のホースがテフロンじゃなく、ナイロンか何かでとにかく固い。
曲がらないとかナイフで切れない堅さじゃないんだけど、とにかく表面が固くて(伸縮性が無くて)オリーブが入っていかない。
CRC 噴いたりしてなんとか奥まで押し込んだけど、こんなホースは二度と作りたく無いわ (--;
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