まぁ、とにかくある程度のキャブセッティングは出たんだけど、どうしても 1/4 開度あたり、4千から5千回転の大人しく走っている時や交差点を曲がる時に使う様な回転数でのばらつきが消せない。
ここの回転数にはまってしまうとパワーは無いわジャダーは激しいわ、スロットルを開いても中々エンジンの回転が上がらず、上がり始めたら一気に7千8千まで回ってしまったりで使いにくい事この上ない。
後1段ニードルのクリップを上げる事が出来ればバッチリセッティングが合いそうなんだけど、残念ながら3段しか変えられないクリップの位置は既にもう一番上。
テーパーの異なるニードルは見つけられなかったし、もうこれ以上はどうしようもないなぁという所で煮詰まってしまった。
で、要らん事に色々頭を使った結果、その開度でガソリンが濃いのは分かっている訳で、ならば対策方法としては、
- ガソリンの吹き出し量を調整する。
- 吸い込みをスムーズにしてやって相対的に空気の量を増やす。
- 排気をスムーズにしてやって、相対的に空気の量を増やす。
の3方法が考えられるだろうと結論づけた。
このうち1のガソリン量の調整はキャブで行う訳だが、これは色々やってこれ以上無理。液面を落としてやろうかとも思ったけど、フロートが樹脂の一体形成で調整できないしなぁ。
エアスクリューを多めに開いて空気量を増やすのもやってみたが、これにも限界があるし、根本的な解決じゃないし。
2の吸い込みをスムーズする方法としてエアフィルターを外してみたら、これはちょっと効果があって、大分マシになった。でも現象が消える訳じゃない。
それならそもそものキャブレターの口径をアップして、空気の吸い込み量を増やす&スムーズにしてやれば解決出きるんじゃないか、ついでにパワーアップもするしと考えて、でもビッグキャブを買うお金はないので、良くネットッで見かけるノーマルキャブを削っての口径アップを試してみる事にした。
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