スプロケットの交換

 

ボアアップしたエンジンの慣らしも終わってようやくまともに走れる様になったのは良いのだが、何度か走りに行っているうちに、スタート時にエンジンの回転がすぐレッドまで振り切って、忙しくシフトアップしないとスピードが上がらない事がしんどくなって来た。

またアベレージの高い幹線道路で車の流れに乗ろうとすると、トップ(6速)で1万回転前後をキープする必要があるし、それですらスピードが不足する事が、これまた辛く感じて来た。

様は回転数の割にスピードが上がらない。

原付のままならまだしも、原付二種となった今では、ちょっとこの状態は辛い。

調べてみると、ノーマルの NSR50 のスプロケットが、前14丁、後40丁で、2次減速比 2.857 という比率だけど、NSR80 は前 16 丁後 35 丁(2.188)、もしくは前 15 丁後 37 丁(2.467)という設定だそうな。

80cc も無いとは言え、68.8cc にボアアップしているし、トップスピードを上げる為にも2次減速比をノーマルよりも落としてやっても良い様に思う。

どのぐらいに落とすか色々考えたけど、前 16 丁、後 37 丁(2.313)にスプロケを変更して見る事にした。

んで、自宅に帰れる休みにあわせて Webike にスプロケを注文し、いざメンテナンススタンドを掛けて、リアホイールの取り外し。

この安物メンテスタンドもよく働いてくれてるわ。

フロントのスプロケットはリアを持ち上げる前に外した方が楽なんだけど、今回はしっかり忘れてた。。

そのままでは空回りするので、太っといドライバーを回り止めにかませて外す。

組み立てからそんなに走ってないのに、スプロケットカバーの中はチェーンオイルと泥で結構汚れている。

ぼろ布で拭き取った後、パーツクリーナーで洗浄。

新しく買ったTAKEGAWA のフロントスプロケットと KITAKO のリアスプロケット。

メーカーが揃ってないのには特に意味は無く、必要な丁数の安いスプロケを選んだらこうなっただけ。

当たり前だが、37 丁のスプロケと 40 丁のスプロケでは、やっぱり大きさがちょっと違う。

組み付け完了。

フロントスプロケットはほぼカバーの中一杯一杯。

 

で、走って来た。
さすがに出足は鈍いものの、エンジンの回転を上げすぎずとも車の流れに乗る事が出来る。

山道もそれなりにこなせてこれで良いかなぁと思ったのだが、車に付いて右折する時等、今度は逆にエンジンの回転が上がらず、4千回転辺りの一番使いたく無い所に当たってしまう。

これはちょっとよろしく無いので、リアを 40 丁に戻し、2次減速比を 2.5 に上げてみた。

今度は低速時、最低5千回転辺りになってくれるので、ちょっとはマシ。

山道走ったりするにはちょっと面白くは無いけど、通勤マシーンとして使うには、このぐらいがベストかなぁ。

ただ、前 16 丁、後 40 丁だとスプロケのサイズが大分大きくなって、チェーンの長さがギリギリになる。

前 15 丁、後ろ 38 丁で、2次減速比 2.533 ってところが良かったのかな。