さて、そしたらいよいよセッティング。
最初は完全にノーマル設定のキャブから始めようと思い、PJ 40 番、 MJ 102 番、ニードルクリップ中段から始めたんだけど、やっぱり 4000〜5000 回転のばらつきとトルクの谷が出て、あまりうまく無い。
PJ を大きくすると、エアスクリューを大きく開かないと安定しないので、逆に PJ を 38 番まで落としてみたが、やはり今イチ。
で、ほんと、色々と考えながら試していて見えてきたのが、やはりスロットルの開き始め、パイロットジェットじゃなく、メインジェットが効き始める辺りの混合気が濃いという事。
という事で、スロットルの開き始め、メインジェットの噴き始めのガソリン量を絞る事を主眼にセッティングをつめて行った所、次の設定でようやくまともな感じになった。
PJ 42 番、 MJ 100 番、クリップ上段、スクリュー 2.5 回戻し
メインジェットをノーマル 50cc の 102 番に対して 100 番と小さくし、且つニードルを下げる事で開き始めの吹き出し量が制限されたので安定したという所。
でも、まだ慣らしだから良いけど、この設定だと上を回し始めた時にガソリンが不足するだろうなぁ。
ガソリンが不足して回らないだけなら良いんだけど、混合気が薄すぎて温度が上がり、プラグやピストンが逝ってしまうといやだなぁ。
ジェットニードルをテーパーが違うものに交換すれば、ジェットを大きくしてもセッティングが出せると思うんだけど、残念ながら純正キャブ用のジェットニードルセットというのは売ってない模様。
後は液面を下げるという手も考えられるんだけど、純正キャブはプラスチックの一体型フロートで、液面調整というのは出来ない様になっている。
(もしかしたら、フロートが歪んで液面が高くなっているという可能性も考えられるなぁ)
となると、対策としては、社外品のキャブに交換してセッティングする事か。
う〜ん、とりあえず慣らしを終えて、上を使い始める様になってから考えようっと。
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