ホイールの再塗装

 

20年物なので、タイヤがカチコチのプラスチック状態になっているのは仕方が無いとして、元々白く塗装されていたホイールが、あちらこちらに黒いシミが浮き出ていて取れず、また塗装自体も擦ると白い粉となって剥がれて来る程劣化していた。

最初はタイヤを外してホイールの塗装を剥ぎ、きれいに塗り直してから新しいタイヤをはめようとか思っていたのだが、自力でタイヤを外し始めたものの、何とかビードを落として片側は外したんだけど、もう片方がどうしてもホイールから外れてくれない。

いつものタイヤ屋でタイヤだけ外してもらって再塗装しようかとも思ったんだけど、だんだん面倒になって、もう先にタイヤを組み替えてから塗装しようとヤフオクで中古タイヤを買ってしまった。

買ったタイヤはブリヂストンの BT601SS。フロント 100/90 、リア 120/80 のハイグリップタイヤ。

1レース使ってサイドが無くなっている奴だが、真ん中はばっちり残っているので、町乗りには十分。

んで、タイヤ屋で組み替えとバルブ交換をお願い。

その際に、「錆びてますね...」と言いながら、内側のあちこちをワイヤーブラシで擦り落としてくれた事で、浮き出ているシミが錆である事が判明。

という事で、帰ってから浮いている塗装や錆をワイヤーブラシでガリゴリ落とし、洗浄してから新聞紙でタイヤ部分ををマスキング。

この際妙にマスキングテープの張り付きが悪いなぁと思ってたんだけど、後で考えるとビードワックスが塗られてたんだよなぁ。ちゃんと洗えば良かった。

でまあ、ネジ穴やベアリング、バルブをマスキングテープで被い、ホルツのホイール用スプレーでホワイト塗装開始。

この塗料は車用で、一応ホイール4つが塗れると書いてあったんだけど、やっぱりホワイトは下地の透けが中々収まらず、結局2本塗って使い切ってしまった。

前後共に塗り、仕上げにクリアーを噴いて完成。

クリアーはケチってホームセンターの安売りの奴。

本当はウレタン使った方がいいんだろうなぁ。

 

固まった所でマスキングテープと新聞紙を剥がす。

うん、粗からは目をそらして、美しい美しい(笑)。

マスキングが甘くてタイヤに付いた部分もあるけど、擦ったら落ちるし、そのうちに消えてしまうだろう。

 

で、車体に取り付け。

弟には「純正と同じ白にしたんだ。黒だと締まってかっこいいのに」と言われたけど、お兄様は堅い性格なので、まずは基本に忠実にいくのですよ(笑)。