早めに2速に入れると、今度はアクセルを踏んでも全く加速せず、ジワジワとエンジンの回転が上がってから漸くググッと加速が始まる。 
								この2千回転辺りって丁度シフトアップしたくなる回転数だし、高速道路で 80km/h 辺りの回転数だし、ここがやせていて、出方もリニアじゃ無いというのはもうイマイチ。 
								仕方が無いので、1速で3千まで引っ張ってから2速に入れるという運転をしていたんだけど、うちの周りはアップダウンが多い土地なので、坂道発進でやっぱりトルク不足が顔を出して、トルクの谷で一瞬もたついてから急加速を始めたり、上り坂で前の車が急にスピードを落とした時など、このトルクの谷にはまり、1速に落とすにはスピードが高すぎる、でも2速ではアクセルを幾ら踏んでも加速しないという状態に陥る。 
							せめて後 10馬力、できれば 20馬力あれば楽なのに、要は 110ps のピュアテックターボエンジンだったらなぁ。 
							と言う訳で、HKS の汎用スーパーチャージャーやターボチャージャが付けられないか、純正のターボチャージャがそのまま付かないか、いっその事、廃車からターボエンジンを載せ替える事ができないか等々色々妄想していたけど、汎用のターボチャージャをワンオフで付けて貰うとしたら、最低70万〜80万という金額になるし。それなら最初から 208GTi 買うし。 
							という感じで長らく悶々としていたんだけど、そう言えばマップ書き換えという方法もあるよなぁとか思いながらネットを漁ってみたら、サブコンというチューンナップ機器が出てきた。 
							OBD2 コネクタに差し込むタイプや、エンジンルームのセンサーコネクタに差すタイプや、センサーのワイヤーに直接線を挟み込むタイプ等がある。 
							有名所だと、ProRacing OBD TunigBox や RaceChip 。 
							Tune Chip はオカルトパーツなので違うぞ(爆)。 
							どれもセンサーの情報を誤魔化してパワーアップさせるらしい。 
							OBD TuningBox は OBD2 コネクタからCAN-BAS にダミーの信号情報を流してターボのブースト圧を上げたり燃調を変えたり、RaceChip はブーストセンサー等に割り込ませてブースト圧をあげるそうだ。 
							でも、うちのは NA だからブースト圧は変えられないし、と思いながら探していたら、NA 用もありました。 
							どうやらマップセンサーの信号を誤魔化して空気の流量が多いと ECU に思わせ、燃料を多く噴かせたり、点火タイミングを進角させてパワーを稼ぐらしい。(ちなみに、マップセンサーの MAP は、Manifold Absolute Pressure)                       
							一応謳い文句では、パワーが20%、トルクが30%アップ、燃費も 0.5〜2L/100km 向上するというので、パワーが100ps弱、トルクが 15kgm 強、燃費は今が13.5km/L ってとこだから、14.5〜18.5km/L になるって計算。 
							いくら何でも燃費は嘘だな。ガソリン多めに噴くんだし。 
							でもまぁ、果たして付けるだけで パワーが上がるんだろうか。 
							 長い人生、「ガンスパーク」やら「ホットイナズマ」やら「アーシング」やら、色々な「付けるるだけでパワーアップ」商品に手を出し(流石に「チューンチップ」には手をださんかったけどねwww)、フラセボすら満たせなかった経験から、この手の物は期待しちゃいかんと学んでるんだが、それでもこのエンジンの特性はちょっと耐えがたく、期待せず、それでもちょっとだけ期待して買ってみる事にした。  |