ホーンの交換
 
1.はじめに

左の脇道から飛び出しかけた車を牽制するべく、初めてホーンを鳴らしたんだけど、これが「ぷ〜っ」というあまりにも可愛らしい音で、思わずツボに入ってしばらく笑いが止まらなかった。

いやホント、昔の漫画や幼児の絵本に「プップ〜」という車の表現があるけど、まさしくそういう感じの音が鳴る。

ある面、物凄くフランス車っぽく、この車のキャラクターに合ってるかもしれない音だと思ったりするんだけど、流石にこれでは車どころか、歩行者すら避けてくれなさそうなので、早々にホーンを交換することにする。

307はもっとしっかりした音だったんだけどなぁ (^^;

で、近所のオートバックスに行っていくつか音を聞いてみて、ミツバの重低音ホーン(DOLCHE III)にちょっと心引かれ。でも、やっぱり定番の Rally Strada が一番しっくりくるので、こいつに交換することにした。
   
2.Face Open

昔の車の様に、ラジエータの前にブザーが2つ付いているという感じじゃ無く、今やバンパーの裏にホーンが隠れている時代なので、先ずはバンパーから取り外さないと行けない。

ってか、208 はフロントグリルとバンパーがセットなので、一式ゴソッと外すことになる。

と言う訳で、先ずは上部のタッピングビス(T20)と、左右のボルトを外す。

次に、下部のボルトとクリップ2個、左右あるのでボルト2本とクリップ4個を外す。

次が悩んだ所。

このタッピングビスを外せばバンパーが外れるかと思いきや、次の写真にあるボルト、左右2本ずつを外さないとダメ。

所がこのボルトが、エンジンルームからは見えるんだけど、手も入らないし、斜めに位置するので工具も届かない。

散々悩んだ末、結局はタッピングビス2本とクリップ数個を外して、タイヤハウス内の泥除けを外さないとダメだと言うことが分かった。

と言う訳で、タイヤを右に切り、手を突っ込んでクリップとタッピングビスを外し、左に切り、また手を突っ込んでクリップとタッピングビスを外し、泥除けをバコッと外してタイヤハウス側から工具を突っ込んで、左右2本ずつこのボルトを外す。

これ、本来は車体持ち上げて、タイヤを外して行う作業だわ (--;

はい、ゴソッと外れました。

外す際にフォグランプのコネクターを抜くのを忘れない様に。

特に助手席側の配線がタイトなので、引っ張って切ってしまわない様に気をつける必要がある。

   
3.取付け

左の黒いのが外したホーン。500kHz のシングルホーン。右が購入した BOSCH の Rally Strada。

取り付けたら完全に見えなくなるので、別に赤でも黒でもメッキでも何でも良くって、その時一番安かった赤を購入。

とか言いながら、やっぱり赤いのがちょっとうれしい(笑)

最初はこんな風に取り付けたけど、これだとバンバーとフォグランプに思いっきり干渉する。

色々試行錯誤した結果、ここに行き着いた。

片方は前側に、もう一つはステーを使って裏側に回して取り付けた。

これでなんとかバンパーにもフォグにも干渉せず。

勿論コネクターはそのままでは使えないので、付属の端子とエーモンの端子を使って2分岐した物を作成。

   
4.完成

で、肝心の音だけど、さすがは定番 Rally Strada 、パァンといい音します (^^)

元のプップ〜という可愛い音とは雲泥の違いですね(笑)