どうせ買うなら以前から欲しかった自動巻のダイバーズウォッチが欲しい。
理想はオメガのシーマスターかセイコーのダイバーズだが、そんな30万も40万もする様な時計がおいそれと買える訳は無く、セイコーの普及モデルでも自動巻だと5万前後もするし。
まぁ、この際それにしようかとも思いながらネットで探していたら、セイコーのでも海外モデルとか、色々見つかった。
その中でも SEIKO の SKX007 に心を引かれていたんだけど、文字盤が 41mm でちょっと大きい感じ。
ボーイサイズの SKX013 なら 36mm と小柄でいいかなぁとか思っていたら、実はこの2つのモデルのムーブメントには秒針停止機能と手巻き機能が付いていない。
機械式時計にそこまでこだわる事は無いかと思いながらもやっぱり微妙に引っかかりを感じ、他のを探しているうちに見つけたのが、 INVICTA のプロダイバ 8926 というモデル。
デザインは基本の基本と言われるらしいロレックスのサブマリーナを踏襲した(別の言い方をすると、コピーした)もので、最初は線が細くて古めかしいかなぁと思っていたものの、しばらくすると逆にこれがシンプルで良く、 SEIKO のがごてごてしている様に感じてきてしまった。
INVICTA という会社は元々スイスの時計メーカーで、普及価格のものを中心に作っていたらしい。それがアメリカ人に買収されて、現在はハリウッドでデザインに凝ったリーズナブルな時計を作っているんだとか。
と言っても質が悪い訳じゃなく、ダイバーズウォッチはロシア海軍で正式採用されているぐらいに高い品質を誇っているんだと。
それはさておいて、この 8926 はムーブメントに MIYOTA(シチズン)の 8215 という、高級ではないけど、評判の高い汎用の自動巻ムーブメントを使っていて、秒針停止機能も手巻き機能も付いているとの事だ。
竜頭が斜め下についている SEIKO のデザインも好きだけど、このシンプルな顔と、安いくせに秒針停止まで付いている事に引かれて、INVICTA 8926 を買う事に決めた。
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