SystemDisk を使った Open Firmware の設定が終わったなら、次はいよいよ Open Firmware で Macintosh を起動する。
まずは Macintosh をリブートしよう。先の説明通りに SystemDisk で「Open Firmware のプロンプトで起動を止める」にチェックが入っていれば、PC 互換機を起動するときの様なテキスト画面が表示されると思う。
もし意図せず MacOS が起動してしまったなら、再度 SystemDisk の設定を見直すか(保存する事を忘れない様に)、コマンド+オプション+O+Fキーを押しながら Macintosh を起動させる事で Open Firmware を動作させる事ができる。
Open Firmware の起動画面を次に示す。画面の文字表示エリアの周りが市松模様や網掛けの様になっていても気にしない。みかけは非常に悪いが、実用に問題はない。(VRAM の初期化がきっちり行われていないようである)
Open Firmware, 1.0.5 |
メッセージにある様に Open Firmware を抜けて MacOS を起動するには「BYE」と入力してリターンキーを押す。 また現状ではまだデフォルトのブート装置を変更していないので、「BOOT」と入力してリターンキーを押しても MacOS が起動すると思う。
では、この状態から次に、いよいよ NetBSD のインストールを始める。