NetBSD macppc のインストールは、まず Macintosh の Open Firmware を起動し、そこからフロッピーブートでインストールOSを起動するという手順を踏む。そのために、まず何はともあれブートFD(起動ディスク)を作る必要がある。
(この作業のためにフロッピーディスクが使える Macintosh と MacOS が必要となる)
ブートFDの作成に必要なのは次の3つ、
・MacOS 付属の Disk Copy
・boot.fs ファイル(ブートFDのイメージファイル)
・2HDのフロッピーディスク1枚
( もしかしたら boot.fs ファイルを手に入れるために fetch
等の ftp ソフトが必要になるかもしれない。)
このうち Disk Copy は Macintosh HD のユーティリティフォルダ(アプリケーション:ユーティリティかな?)に入っているだろう。
boot.fs イメージファイルは次の所からダウンロードできる。(1.4MBYte)
ftp://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-1.5.2/macppc/installation/
boot.fs ファイルを手に入れたなら、後は Disk Copy をダブルクリックし、ユティリティメニューから[フロッピーの作成...]を実行して boot.fs を選択し、メッセージに従って新しい(古くても良いけど)FDをドライブに差し込むだけである。
# 私はここで古いフロッピーディスクを使ったため、後で読み出しエラーが発生して作りなおさざるを得なかったと言う失敗をしてしまった。
通常なら今度は新しいFDを使おうとする所なのだろうが、性格がひねているので古いFDを使って複数のブートFDを作っておくと言う手段に出てしまった。(まあ、新しいFDを買いにいくのもなぁ〜戸言う理由もあるんだけど)
# ここで作成したFDは、間違ってもMacOS 上では読む事ができない。考えてみれば当たり前の様な気がするが(だって Mac 用のフォーマットじゃないんだもん)、 Macintosh 上で作っていると言う所でごまかされてしまい、「確認→読めない→失敗しているから作り直し」というループにしばらくはまってしまった。