13.チェーンソー購入 (2009/1/24)

街路樹の剪定枝を知り合いよりお裾分けしてもらった。

とりあえず丸鋸でカットしてたんだけど、結構太い枝があるし、曲がったり節があるやつはどうにも歯が立たない。

手鋸で切るには量が多すぎるし、どうしようもないのでオークションで電動のチェーンソーを落札した。

落札したのは RYOBICS-3001 というバーサイズ 30cm の現行機種。ヤマゼン等の安価な製品が5千円前後であったんだけど、この手のはやっぱりメーカー品が欲しかったので、RYOBI を選択。

まずまず安価で落札できたのは良いんだけど、連絡は一応キチンと寄越すものの、妙に高ピーでこちらの言っている事を全く聞かない出品者だなぁと思っていたら、案の定商品の外箱に直接送り状を貼付けて送ってくるようなやつ(業者?)だった。

もちろん箱の中に詰め物なんか無く、それどころか箱も本体も埃だらけの状態である。

まあ、本体に問題が無いので良かったけど、ソーチェーンは木のヤニや汚れでコベコベで、オイルも乾燥してカラカラ。

これでは切れないだろうなと思って、まずはソーチェーンの清掃と目立てをやる事にした。

 

これがそのソーチェーン。見た通りに汚れでコベコベになっている。

パーツクリーナーを噴いてワイヤーブラシで汚れを落としたのだが、樹脂がこびりついているのでパーツクリーナーでは溶けず、ワイヤーブラシも真鍮では歯がたたずにステンレスの固いやつを使った。

目立てもせず、チェーンオイルもあまりささずに無理矢理切っていたような感じがある。

取り合えず作業台に小型のバイスを取り付けて、それでガイドバーを支えて目立ての準備。

目立てはドリルに 4mm の目立て用ダイヤモンドやすりを付けて行った。

最初は安い丸棒やすりを使おうかと思ってたんだけど、元の状態から見て大分削らないといけないように思ったので、電動工具に頼る事にした。

案の定、刃が出るまでに大分削る事になったが、いっその事新しいソーチェーンにした方が良かったのだろうか。

初めて使うので最初はコツが掴めず、チェーンソーってこんなに切れないものなのかと思ったのだが、ガイドバーの付け根をきちんと木に当てるようにするとすんなり切れてくれる様になる。

またこの後も2回程目立てをやり直し、漸く「鋭い」という感じの刃に仕上がってくれて、大分切れ味が良くなった。

取り合えず何十本かカットしてみたが、丸鋸に比べると軽いし自由が利くので非常に切るのが楽だ(まあ、丸鋸は丸太を切る為の道具じゃないしなぁ(笑))。

残る問題はチェーンオイルで、「電動チェーンソーに使える」と書いてあったのを買ってきたのだが、異様に粘度が高く、チェーンに塗ると蜂蜜のように糸を引く。

いくらオールシーズンでもこれは固すぎるだろう。指定の粘度は冬場で SAE10 なので結構さらさらの筈だ、と思って付属品のオイルを確認すると、ミシンオイルのようにさらさらである。

買ってきたものは確実に違うので、取り合えず付属のチェーンオイルを使ったが、またチェーンオイルだけ買ってこないといけないなぁ。


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