10.通路にレンガを敷設 (2008/6/22)

玄関脇から裏庭にいく通路は、外構に掛ける費用をケチった(無かった)為に土がむき出しのままである。

せめて水はけが良い土地なら良かったのだが、地盤が石と粘土質の土のガチガチの土地である為、とても水はけは悪く、雨が降ると池になり、雨がやんでもしばらくはぬかるみ状態である。

こいつをなんとかしたかったのだが、裏庭に重量物(薪や肥料)を運ぶ事が多く、砂利だと台車や一輪車が通りにくく、何らか固い物で舗装する必要がある。

最初は枕木を縦に2列ぐらい並べて、もしくは横にハシゴ状に敷き、その間は砂利で埋めようと考えたのだが、奥さんの「木は腐るから嫌だ」の一声で却下。

レンガかタイルを引けば良いのだけど、金かかるしなぁと考えあぐねていると、「金出したるからさっさとやり」とのおばあちゃんの一言で、レンガ張りに決定。

手前は玄関との兼ね合いでコンクリートだけ打ってあるが、後は奥まで土むき出しの状態。水はけも悪いので、雨が降ると写真の通り池。

おまけに汚水桝と水道の元栓が玄関とエコキュートのコンクリートを結んだラインより 70mm 程低く、ほっとくと土に埋もれてしまう。(これは絶対に外構か設備屋のミスだ。

まずは一旦掘り下げて砂利を敷くのだが、障壁のコンクリートが非常に浅い所に、且つ結構大きく張り出している事が判明。(左の部分)

また土部分には汚水パイプやアースラインやらが山のように埋まっているし、石と粘土でカンカチコンだしと、非常に作業しにくい。

一旦全面に砂利を敷くが、試しに手元にあったレンガを置いてみると、障壁上に置いたレンガの高さが玄関のコンクリート床よりも 5mm 程度高くなる。

少しぐらいは我慢するかな、と思ったが、買うレンガを探し始めると、他のレンガはまだこれよりも 5mm 程度高い事が判明。

 

さすがに1cm 高いのは辛いので、レンガを2枚に割るしかないかと思いながら近所のホームセンターの広告を見ると、レンガの安売りが目に入った。

それもあつらえたようにピッタンコの厚みのレンガである。

もうこれしかないでしょうとばかりに朝一から買い出しにいき、店の軽トラを借りて200個を持って帰ってくる。(計算上は170個必要)

で、持って帰ってきたレンガを早速敷き始める。敷く範囲はちょっと奥まで広げた。

砂利をある程度平面にした後で砂を敷き、水糸と水平器をたよりに木の板でならす。きちんと平面が出た(と思った)所で、レンガ敷き開始。

水糸でレンガをまっすぐにするとともに、木の板で並びをそろえ、敷いては隙間を埋める為にたがねでレンガを割り、また敷いては汚水枡の枠に合わせる為にハンドグラインダーでレンガを切り。埃まみれになりながらレンガを敷き詰めていく。

汚水枡の周りは、別途買ってきたピンコロレンガで丸く囲んでいる。ここだけは後ほどモルタルで固める予定。

ところがエコキュートの向こうまでレンガを張った所で問題発生。

「レンガが足りない....」

後60個程不足している。

どうやらどこかで足し算を間違えて、170個じゃなく、270個程度必要だったみたい。

致し方ないので、急遽レンガを追加で買いにいく。安売り品なので在庫が心配だったが、なんとか60個を確保して帰ってくる。

残りのレンガを敷き終わり、とりあえずほっとした。

3カ所程見える四角い隙間は、ここに飾りタイルを埋め込む為の凹み。

固定の為に珪砂を隙間に流し込む。

最初は普通の砂を詰めようと思ったけど、粒が粗すぎて隙間に入っていかない。

ケチるのをやめて珪砂を使った所、全く比べ物にならないぐらいに簡単に、気持ちよくレンガの隙間が埋まっていく。

いる物はケチっちゃいけないねぇ。

汚水枡の周りのピンコロレンガをモルタルで固定し、飾りタイルを入れたのだが、雨が降ってきたのでブルーシートで養生。

これだけ覆っていれば誰もここを通らないだろうと思っていたら、奥さんは平気で上を歩いていたらしい。

まあ、言わなかった私も悪いんだけどね....。

完成。

一旦外した花壇のしきりのブロックもきちんと戻し、色付けに植木鉢を数個置いて出来上がり。

しかし、こうやってみるとあちこちがたがただよなぁ....。

 
2008/10/19 追記  

ずっとスウェーデンハウスサービス(今はスウェーデンハウスのアフターサポート部門になるのかな?)にお願いし続けていた汚水枡と水道元栓の蓋のレベル合わせ(上げ)工事を 10/11 にやっていただいた。

同時に裏手の汚水枡のレベル上げと雨水枡の下げもやってもらい、雨水が雨水枡じゃなく汚水枡の方に流れていくと言う状況も改善された。

1年半かかったけど、これでやっと入居後の問題が一通り解決したと言う感じかな。

   

 


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